2008-01-01から1年間の記事一覧

深呼吸する言葉1027

まわりにある何もかもに振り回されて、 乱高下する、この気持ち。 何とかしてくれ! 昨日はすごく価値あることに思えたのに、 今日は紙切れほどの重みもないように感じてしまう。

深呼吸する言葉1026

大勢の人が乗り込む船。 こちらの船が正しい、と言う。 でもそれは泥の船。 いずれ沈みゆく泥の船。

深呼吸する言葉1021

「女性に年齢を聞くのは失礼」という常識こそ、失礼。

深呼吸する言葉1020

家父長制は人間がつくった「制度」だが、 母系制は制度ではなく「自然の理」である。

深呼吸する言葉1019

今宵わたしの奈落へ堕ちてきて。

深呼吸する言葉1018

滑空する午後。 高度10,000メートルの煌き。 心は、どこまでも、自由。

深呼吸する言葉1017

夏の夜のしっとりした空気。 夕暮れの空の透明なブルー。 せせらぎの音、頁を捲る音。 バターと蜂蜜の溶け合う味。 あなたの肌の、暖かい匂い。私の愛するものたち。 この世の官能的なもの、すべて。

深呼吸する言葉1016

あなたの瞳に映る月を想う、満月の夜。

深呼吸する言葉1014

個体差は、性差を超える。

深呼吸する言葉1012

天から降ってくるものは、すべて神の意思だ。 大地は雨で清められ、森は月の光に洗われる。

深呼吸する言葉1011

母親しか参加していないのに、 「父兄会」っていうのも、なんだかな。

深呼吸する言葉1010

あなたの、思いがけない率直さに、降参します。

深呼吸する言葉1008

瞬間瞬間が、分岐点。 この一瞬が、決断の時。 樹木のように、未来は枝分かれし、 選択した未来が、現実となる。

深呼吸する言葉1007

写真には、ファインダーを覗いた人の心が写っている。

深呼吸する言葉1006

どのような場面においても、 ニュートラルな自分を保てるように、 中心軸を定めておく。 その軸は、柔軟にゆらぎつつも、 根本がずれることは、決してない。

深呼吸する言葉1004

心底納得すれば、行動は自然についてくる。

深呼吸する言葉1002

大自然の中で、本当の闇を初めて体験した時、 恐怖感が、背中からひたひたと押し寄せてきた。 それまで一度も感じたことのない、本能的な恐怖。 あの時、私は原始の人間と同じ感覚を知ったのだと思う。

深呼吸する言葉0929

量よりも質だ、と思うようになったのは、いつ頃からだったか。

深呼吸する言葉0926

男が女を必要とするほどには、 女は男を、必要としていない。

深呼吸する言葉0925

配偶者とは、 パートナーであり、 恋人であり、 兄であり、 弟であり、 親友であり、 戦友でもあり、 またある時は敵にもなるという、 摩訶不思議かつ何者にも代え難い存在。

深呼吸する言葉0924

好きな人が家に帰ってくると、 部屋の中がぱあっと明るくなる。 灯りが、ひとつ、増えたみたいに。

深呼吸する言葉0922

思い込みの色眼鏡をかけていることに気がついたら、 自分の手で外せばいいのに、これがどっこい難しい。 誰かに押さえつけられているわけでもないのに。 本当の世界が目に飛び込んでくるのが怖いのか?

深呼吸する言葉0921

もしも明日、世界の終わりが来るとしたら、 土鍋でとびきり美味しいご飯を炊いて、食べよう。 大好きな人たちと一緒に、一粒も残さずに、食べよう。

深呼吸する言葉0918

男と女は、違う夢を見ながら、 同じベッドの上で、躯を合わせている。

深呼吸する言葉0914

君ってヤツは本当に、とんでもなく自由で、 奔放で、自分勝手で、永遠にガキのまんま。 荒唐無稽文化財、の称号を与えてあげるよ。

深呼吸する言葉0913

嘘の言葉になら力を込められるのに、 本当の気持ちは、なかなか言えない。 本気の言葉に力を込めてしまったら、 ひび割れて、すぐに壊れてしまうよ。 それほどに、本心とは、繊細なもの。

深呼吸する言葉0911

ハートビート。 母の胎内に宿った時から、 この肉体を去り逝く時まで、 刻む、刻む、刻み続けるリズム。

深呼吸する言葉0910

人生の裏庭には、宝物がたくさん埋まっている。

深呼吸する言葉0908

向かい合わせに、ではなく、 隣に座りたい、と思うようになったら、 それは、恋のはじまり。

深呼吸する言葉0906

11歳の娘の寝顔は、まだまだあどけない。 もう、私の靴のサイズを追い越したというのに。 真夜中に、桃のような頬にそっと触れ、 あたたかな肌の匂いをかぐ。 こんな甘やかな時間を、 あと少しだけ。