2008-01-01から1年間の記事一覧

深呼吸する言葉1230

男という繊細で傷つきやすい生き物に、 「男なんだからしっかりしろ!」 「男のくせに泣くんじゃない!」 というのは大きな間違いだろう。

深呼吸する言葉1227

オトナならば、一筋縄ではいかない相手と恋をするのさ。 心の筋肉を鍛えるのに、これ以上のトレーニングはない。

深呼吸する言葉1226

あなたを手に入れたと思ったのは錯覚で、 あなたを失ったと思ったのもやはり錯覚。 もとから、手に入れても失ってもいなかった。 人の心は、握り締められるようなものではないのだ。

深呼吸する言葉1223

私にとって化粧は、女装の感覚に近いもの。 だから時々、男装もしてみたくなるんだな。

深呼吸する言葉1222

左利きの人が文字を書いている様子は、 ぎこちなく、しかも一生懸命そうに見える。 その上、とてもセクシーに思えるのは何故?

深呼吸する言葉1216

東の空に斜めに現れるオリオン座は、 天を駆け上って来たかのように見える。

深呼吸する言葉1214

朝、あたたかい繭の中で、 ふたり一緒に目が覚めて、 今日初めてのキスをする。

深呼吸する言葉1210

女のことを分かっていると、自信満々の男で、 本当に分かっている奴に、会ったためしがない。

深呼吸する言葉1209

人間の潜在意識は、 地下水脈の様に繋がり、 互いに影響を及ぼしている。

深呼吸する言葉1205

ふたりで秘密を分かち合う。 それは甘く苦しいよろこび。 深い茂みに足を取られつつ、 息をひそめて逃げましょう。

深呼吸する言葉1203

熱に浮かされたように、 ただ一冊の本に没頭し、 時を忘れた一日に感謝。

深呼吸する言葉1202

純情に同情。恋情に翻弄。煽情に炎上。 若さゆえの過ちと笑えない年頃であっても。

深呼吸する言葉1130

言葉で自由を説くよりは、 自分自身が、先に自由に なってしまった方が、 効果的(いち抜けた!)。

深呼吸する言葉1129

貴方からのメールを待つ間に、 地球をぐるりとひとっ飛び。 ひんやりとした青いカクテル、 軽く一杯、ひっかけて。 愛の言葉が届いても、照れないように。

深呼吸する言葉1128

本当に大切な言葉を差し出す時は、魂が震える。

深呼吸する言葉1127

時間の経つのが、どんどん速くなっている。 いずれ、今日が明日を追い越す日が来そう。

深呼吸する言葉1126

晩秋を見送り、初冬を迎える朝。 冷え切った空気の中で、深呼吸。

深呼吸する言葉1123

頭の中の独り言を、止めるスイッチが欲しい。 (盆の窪辺りに、付けておきたい)

深呼吸する言葉1121

横顔は正直。本音が透けて見える。

深呼吸する言葉1119

青空にたったひとつ、 はぐれ雲の愛らしさ。

深呼吸する言葉1118

今この瞬間に在る。 感覚を研ぎ澄ませる。 雑念の入り込む余地なし。 この境地で臨むなら、 皿洗いであろうと、 雑巾がけであろうと、 純度の高い時間が経験でき、 人生の密度は濃いものとなる。

深呼吸する言葉1116

私の泉が枯れる前に、ほとりまで来てよ。 そしてあなたの指で、やさしく掬って。

深呼吸する言葉1114

両眼1.5の視力を得て驚くのは、 世界が立体感に満ちていること。 一番感激するのは、晴れた日の木々の緑。 一枚一枚の葉が、生々しくきらめいている!

深呼吸する言葉1111

あなたのことをどれほど好きかなんて、 空を見ても、花を見ても、何を見ても、 想いはあなたへと収束していくなんて、 それほどあなたのことが好きだなんて、 ぜったいに、絶対に、教えてあげない。

深呼吸する言葉1110

若い頃は、何事もない一日など価値がないと思っていた。 何かが起きなくては。特別な何かが。 今となってわかる。何事もなく暮れて行く一日が、 どれほど尊く、貴重であるかということが。

深呼吸する言葉1105

子供の頃、虹の根元に辿り着きたくて、 自転車に乗って、遠くまで追いかけた。 大人になった今でも、虹を見つけると、 走って行きたい衝動にかられてしまう。

深呼吸する言葉1104

胸を刺すような痛みが、鈍い重みに変わる時、 心の扉に、また一つ、鍵がかかる。

深呼吸する言葉1030

その人のイメージとは違う、 意外な一面に気づいた時、 始まることもあるのが、恋。

深呼吸する言葉1029

姿を追ってはだめ 声を聞きたくなってはだめ 偶然に目が合うことを期待してはだめ 触れたくなるなんてもってのほか 好きになってはいけないひとだから

深呼吸する言葉1028

秋から晩秋へ。 ひんやりとした空気に、 季節の移ろいを感じる黄昏時。